心と身体
身旬堂 Makikoです。
先日母達を連れて京都の旅に出かけてきました。
お天気もなんとか曇りで観光するには良い気温でした。
80歳を過ぎる母達には長距離は歩けません。
それでも少しでも春を感じて欲しくて、無理のないコースを選びました。
一人は歩いて、ひとりはシルバーカーと言う手押し車のような物を使って金閣寺を見てきました。
煌びやかな金閣鹿苑寺、それぞれの季節で魅せる姿は違うようです。
母達にはどのように映ったのかはわかりませんが、歩く事に精一杯の母にとっては景色を見て心が潤っているようには感じず、歩けた。の安心感は、あったのかなと思いました。
サロンにもきてくださったお客様で「歩くのが必死で前のめりになって転びそうになる不安でいっぱいです。」
と言われました。切実な思いです。その日はフットマッサージとボディケアをさせて頂きました。
「お客様は今、大きな深呼吸だけを意識してください」
そう伝えてフットマッサージをさせて頂き、筋肉も心も少し緩んできたところ
「あれ?ずっと音楽かかっていました?」
「はい、最初からかかっていましたよ。」
そう伝えると「全然気がつかなかった」
と言われます。
身体も心も不安でいっぱいになっていると聴覚も塞がっている状態になるんです。
少しずつ緩んで、ボディケアが終わる頃すっかりリラックスして頂きました。
視覚も、聴覚も心も身体がこわばった状態では良い働き方をしてくれないのです。
まずは心を落ち着かせて身体を緩めることをおすすめします。
春の季節を楽しめるように、メンテナンスはとても大事です。
年齢を重ねるほどにご自分を大事にして後回しにしないでくださいね。